1月から93期生がデビューします。 平成13年の86期期生以降年間1期の新人デビューとなっていましたが、今期生から従来の年間2期の 新人デビューに戻り、奇数期生は1月デビュー,偶数期生は7月デビューとなっていきます。 今回も 93期生デビュー後の成績を推測してみます。 例年同様、「84期生在校時成績 VS デビュー戦成績」 を分析した際に導き出した、 「在校時成績と実戦成績の相関式」 ・在校時の[連対率+(先行率x3)−(400mタイムx30)+1000] ------(A) (競輪データの6ページめ「84期生在校時成績 VS デビュー戦成績」参照) を用いて推測します。 上記(A)式で総合点を計算し、その総合点が高い順に93期生成績を下表に並べました。 93期生の総合点1位は、茨城の今井裕介選手、2位は京都の西谷岳文選手で、 92期の牛山選手に続き今期もスケートでオリンピック経験を持つ選手が上位を占めました。 また、点数的にもこの2選手が 3位以下の選手を大きく引き離し、抜けた存在の2人となりました。 3位は愛知の大谷靖茂選手でした。 今期生から受験資格の年齢制限が撤廃されたせいもあり、上位10選手のうち、なんと4選手が30歳以上ということになりました。 今期生から、デビュー期はチャレンジレースとなります。 過去のチャレンジレースのデータがないので、 今期の「平均競走得点」および「能力値」の推測はできませんが、過去の新人デビュー期の推測値と比較のために、 92期生までにもちいた、デビュー期の競走得点の推測式 Y = 20.128 * LOG(X) - 38.493 + 0.074 ------(B) X : 在校時成績総合点[上(A)式値] Y : デビュー期の推測競走得点 (推測能力値はこれから 50.1を減算。) で算出した数値を、参考として表に付加しています。 また、92期生のデビュー期(平成18年6月31日〜12月31日)の実戦成績を下に簡単にまとめました。 全平均競走得点は優秀だった91期に比べると約2.5点低く、89,90期生と比べても 約1.0点低い得点でした。 優勝回数も10回(下表の決勝の1着数を参照)で、例年に比較して 大変少ないものでした。 (ちなみに優勝8回の内訳は、木暮安由選手が5回,牛山貴広選手が3回,伊藤亮選手が1回、 柴田洋輔選手が1回で、この4人以外に優勝はありませんでした。) デビュー期に関しては、92期生は全体としてレベルの低い期だったと言えます。
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● 93期生 在校時成績分析とデビュー期(1月〜6月)実戦成績推測。 ※1 表中の「能力値推測」「競走得点推測」の項目は、旧制度のA級戦を走った場合の推測値であり、92期生までのデビュー期推測値との 比較のために参考値として記載しています。
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