◆ Perlで解析しよう!電子競輪新聞 ◆


  第4回 ディレクトリ構成 と パスの設定
分析の準備として、ディレクトリの作成とパスを設定しておきましょう。

◆ ディレクトリ構成について
今後の分析のためには、ディレクトリ構成を統一しておく必要があります。
以下のようにディレクトリ構成を作りましょう。
ディレクトリは、次のどちらかの方法で作れます。
 ・MS-DOSプロンプトを開き、MKDIRコマンドを使って作る。
 ・Windowsのマイコンピュータを開き、[ファイル]→[新規作成]→[フォルダ] で作る。
  +-----+
  | C:  |                     (Cドライブでなくても構いません)
  +-----+
     |
     +---- Toh                    電子競輪新聞関連のトップディレクトリ
     |      |
     |      +---- Script          Perlのスクリプトを置きます
     |      |
     |      +---- Bat             バッチファイルを置きます
     |      |
     |      +---- Paper
     |              |
     |              +--- 2002     2002年分電子競輪新聞のトップディレクトリ
     |              |     |
     |              |     +-- 01  1月分電子競輪新聞を置きます
     |              |     +-- 02  2月分電子競輪新聞を置きます
     |              |     +-- 03  3月分電子競輪新聞を置きます
     |              |     |          〜
     |              |     +-- 12  12月分電子競輪新聞を置きます
   
  • 上記 Script ディレクトリに、今後Perlスクリプトを置いていきます。
  • 上記 Bat ディレクトリに、今後、効率的に分析するためのバッチファイルを置いていきます。
  • 上記の電子競輪新聞のディレクトリに、ダウンロードしてきた電子競輪新聞を解凍して 置いていって下さい。分析は存在する電子競輪新聞分となるので、できれば全競輪場,全日分の データが有ったほうが、より詳細な分析ができます。
  • 2003年分は 同様に2003ディレクトリを作り、その下に 01,02 ... と作っていきます。


◆ パスを設定しよう
今後は、上記のBatディレクトリのバッチファイルを使ってPerlのスクリプトを実行していきます。  どこのディレクトリからでも Perlスクリプトが実行できるように、 MS-DOSの環境変数"PATH"を設定して、Batディレクトリにパスを通しましょう。 といっても、とても簡単なことです。次のようにしてAutoexec.batファイルに1行追加するだけでOKです。
  1. MS-DOSプロンプトを開き、CDコマンドを使って 起動ドライブの ルートディレクトリ (起動ドライブの最上位ディレクトリのことで、通常は C:\ です。)に移動します。
  2. 念のために、現在のAutoexec.batファイルのバックアップを取っておきましょう。
     C:\>copy autoexec.bat autoexec.org
    と入力し、現在のAutoexec.batファイルの内容を Autoexec.org という名前でコピーを取っておきます。
    下のエディタ修正で失敗した場合は、
     C:\>copy autoexec.org autoexec.bat
    と、コピーから内容を戻すことで元のAutoexec.batファイルを復元できます。
  3. エディタでAutoexec.batファイルを開き、最終行に半角文字で、
     PATH=C:\Toh\Bat;%PATH%
    の1行を追加してセーブしましょう。
    (追加するだけです。既に記述してある行は変更しないで下さい。) 

    (注)エディタでautoexec.batファイルを開く方法
    エディタとして、Windowsのメモ帳を使う場合は、
     C:\>notepad autoexec.bat
    と入力するとAutoexec.batファイルを開くことができます。
以上で、パスの設定は完了です。 うまくパス設定できたか確認してみましょう。
  1. パソコンを再起動します。
    (Autoexec.batファイルの修正内容を有効にするには、一度パソコンを再起動させる必要があります。)
  2. MS-DOSプロンプトを開き、pathと入力してみましょう。(どこのディレクトリで 実行してもかまいません。)
     PATH=C:\TOH\BAT;〜〜
    というように、C:\TOH\BAT という文字がPATHの文字列の中にあればOKです。


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