1月から95期生がデビューします。 今回も 95期生デビュー後の成績を推測してみます。 例年同様、「84期生在校時成績 VS デビュー戦成績」 を分析した際に導き出した、 「在校時成績と実戦成績の相関式」 ・在校時の[連対率+(先行率x3)−(400mタイムx30)+1000] ------(A) (競輪データの6ページめ「84期生在校時成績 VS デビュー戦成績」参照) を用いて推測します。 上記(A)式で総合点を計算し、その総合点が高い順に95期生成績を下表に並べました。 95期生の総合点1位は、長野の上原龍選手でした。在校成績も1位で卒業記念レースのチャンプで もあり、総合点も597点で分析を始めた84期以降で最高点となりました。実戦でも相当な活躍が期待できます。 2位は神奈川の村上直久選手で、上原選手同様に競争訓練でバックを41回取り、積極的なレース で実績を残しました。 また、この2人はともにスピードスケート出身の選手で、93期生同様スケート出身選手が総合点上位 ワンツーを占めました。 3位は佐賀の飯塚隼人選手でした。 デビューはチャレンジレースとなります。 デビュー期(1月〜7月)の「平均競走得点」および「能力値」の推測 には、「93期生在校時成績とデビュー後成績の相関 」(競輪分析データNo.19) で求めた、次式を使って計算しています。 Y = 6.427 * LOG(X-200) + 43.56 ------(B) X : 在校時成績総合点[上(A)式値] Y : デビュー期の推測競走得点 推測能力値は Y - 50.00 で計算します。 (この推定能力値は電子競輪新聞の 新人選手能力値として使用しています。) また、94期生のデビュー期(平成20年7月1日〜12月30日)の実戦成績を下に簡単にまとめました。 (12月30日までの成績です。デビュー期の全レースが完了する1月1日以降に最終版成績と差し替える予定です) 同じチャレンジレースでデビューした93期生と比べると全平均競争得点で0.42点高くなりました。 チャレンジレースでの優勝回数は113回(93期生は85回)、A級1,2班戦での優勝回数は9回(93期生は2回)で、 ともに93期生の成績を上回りました。 (ちなみにA級1,2班戦 優勝9回の内訳は、松川高大選手[熊本]が5回,岩本俊介選手[千葉]が2回,不破将登選手[岐阜]が1回, 村本慎吾選手[静岡]が1回でした。)
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